2015年12月18日金曜日

国際エクストラレッスン大会ジャパン2016開催

ホリステイック教育協会に後援を得て、エクストラレッスンプラクテイショナー養成コース・プレ講座を実施してから7年が経ち、来年3月には養成コース2期生17名の卒業を迎え、その夏に、こどもたちの未来のためにさらなる深き学びと出会いをみなさんとシェアするために国際大会を実施いたします。
本大会は、オードリー女史に深く師事し、アントロポゾフィーに基づく根源的理論と実践の双方で優れた研鑚を積んで来られたユップ・アイケンブーン氏をお招きし、エクストラレッスンの根源的理解について学び、人間の本質についての理解を深め、子どもの個の開花を支える力を養えるまたとない機会です。10のワークショップとオイリュトミー公演もあり、あらゆる学校・園の教員、保護者、子どもの発達に関心のある療法士・医療者のみなさまにご参加していただけるよう願っています。(レインボーサークル事務局長・日本エクストラレッスン協会代表 奥村知亜子)

[日時]  2016726日〜31
[
会場] 奈良県文化会館(近鉄奈良駅徒歩5分)http://www.pref.nara.jp/1717.htm
 [基調講演] ユップ・アイケンブーン氏(オランダ) 『エクストラレッスンの基盤』
   [主催] エクストラレッスンインステイチュートTELI)(オーストラリア)、
       レインボーサークル
   [協力] 日本エクストラレッスン協会
[申込予定期間] 2016年 57日~(正規申込)  ※24日~(早割申込)、
参加形態・ワークショップ希望・食事や宿の希望を含み、申込詳細は大会HPより。
   大会公式HP     http://ielc-japan2016.jimdo.com/
[参加費]
 全参加  60000円程度・予定(57日ー630日申込)
       50000円程度・予定(早期早割24日ー56日申込) 
 部分参加 27日夜・一般講演・3000 /30日全日・公開講12000円、
26日・27日ー3130000円(ユップ氏基調講演1-9・開会式、閉会式含む)
28日夜・オイリュトミー公演3000円(前売り)・3500円(当日)

[主な講師プロフィール・講演及びワークショップテーマ紹介・詳細はHP]


講師ユップアイケンブーン氏(オランダ)
ヴァルドルフ学校初等科担任教員及び支援教員。エクストラレッスンにおけるアントロポゾフィーの観点からの研究を行う。「Foundation of the Extra Lesson」(ルドルフシュタイナカレッジプレス)著者。治癒教育者養成コースで、米、スペイン、 ハンガリー、ブラジル、フィンランド、ドイツ、での治癒教育コースで指導を行う。
基調講演26日―31日 エクストラレッスンの基盤
エクストラレッスンにおけるアントロポゾフィーの観点からの理解、人間組織における構造的側面と体質的側面、子どもの発達段階、低位感覚(触覚、生命感覚、運動感覚、平衡感覚)、ミラーリングと刻印、 教育支援と医療的アプローチの違いについて
ワークショップ:クラスの中で担任が行うエクストラレッスンのエクソサイズ
   クラスのような集団の中で一緒に健やかな発達を遂げることができるためのエクソサイズを行う方法やその留意点

マリアン・ジャッド氏(博士)(オーストラリア) 
教育発達心理学者、博士号 教育学修士(カウンセリング)、博士、iLsATCエクストラレッスン&セラピーセンター運営、オーストラリア、米、NZ、インド、ハンガリー、台湾、フィンランドで、子どもの発達、学習困難、子どもの描画、エクストラレッスン等の講義を行う。

30日講演:人と家と木の技法を用いたアセスメント(PHT法)
第一講義:オードリー・マカレンの発達させたPHT法の背景と子どもとのエクストラレッスンのアセスメントのプロセスの中でのPHT法の用い方について。
第二講義:博士論文で、ある子どもが発達においておそらく典型的であるかもしくは非典型的であるかを予測するのにPHT法が有効なアセスメント手段であり、その定義の要因が、ボディージオグラフィーと空間認識であった。論文は、ボディージオグラフィーと空間認識が学びの基礎であるというオードリー・マカレンの根本的な大前提が有効であることを示した。
ワークショップ:PHT法とアイカラー・アフィニティーのアセスメント
PHT法とアイカラー・アフィニティーに基づくケーススタデイ。(参加者はPHT法とアイカラー・アフィニティーのアセスメント要持参)

デビッド・リッチ氏(NZアントロポゾフィー医師。子どもの健康と全科診療修士。ヘリオス 統合医療センターを創設。海外でセミナーを実施、オセアニア地域で大人と子どもの健康と発達について定期的に講演を実施。
27日夕講義:精神存在である子どもの物質体への受肉について  
受肉する精神存在である子どもがどの様に物質体への受肉を遂げるのか。これが当たり前として受け止められず数多くの子ども達が今日いかに困難を抱えているのかが見えてくる。
ワークショップ:個々の子どもを理解する

子どもの魂の部分につながる窓を開けることを試みる。アントロポゾフィーに基づき子どもを理解するための異なる方法を探り、個々の子どもを見ていく時にどの様にそれらの方法を役立てることができるのかお伝えする。

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