2013年7月11日木曜日

関西ホリスティックな学びの場 第2回


〈タイトル〉:「身体」と「場所」―茶道の点前を検討して
〈発表者〉:蒲生諒太(京都大学大学院教育学研究科)


〈日時〉:7月23日(火)、19:00-21:00
〈場所〉:eトコ (大阪市東成区東小橋2丁目5-32/ JR・地下鉄「鶴橋」「玉造」駅から徒歩10分)

〈概要〉:
 これまで茶道というと「禅と結びついた精神性」が押し出され議論されることが多かった。
実はこの議論は間違いとは言わないまでもいくつかの問題がある。今回の発表では禅を経由せずに、
茶道独自の体系である「点前」を検討することから茶道の特徴を描き出すことを目的とする。
実はこの点前の中に従来、日本文化の特徴とされる「場所」の問題が点前をする「身体」と絡み合い
ながら存在している。今回の発表ではこの「身体」と「場所」の複雑な関係を考察しながら、従来の
日本文化論を引き寄せつつ、茶道の精神性とその教育的意義について論じたい。それにより、
これまでの近代学校教育が見落としてきた「身体」と「場所」の問題を浮かび上がらせることに
なるだろう。
(当日は以上のような議論を紹介しながら、実際に茶道をミニ体験できるワークショップを用意している)


〈定員〉:10~15名程度 (※茶道体験の準備が必要なため、事前申込の方を優先いたします)
〈申込・連絡先〉: manabi.holistic [at] gmail.gom (※ [at] はアットマーク)

〈主催者〉:日本ホリスティック教育協会・関西運営委員チーム
〈世話人〉:福若眞人(京都大学大学院教育学研究科・院生)